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  • 我が家の保険事情を全公開!保険は保険、貯蓄は貯蓄という考え方

    「保険ってどこまで入ればいいの?」「そもそも何のために必要なの?」

    そんな疑問、家庭を持った瞬間からついて回りますよね。

    我が家は、
    共働き・子ども2人・賃貸暮らし・2交代勤務という、
    一見ありがちな家庭ですが、
    実は過去に妻が大きな病気を経験したことがあり、保険に対する考え方には強い軸があります。

    その中で僕たちは、
    **「保険は保険、貯蓄は貯蓄」**というシンプルな方針を大切にしながら、
    必要最低限の保障を持ちつつ、家計を圧迫しないラインを模索してきました。

    今回は、
    実際にいくらの保険に入っているのか?
    なぜその保険を選んだのか?
    を含めて、我が家のリアルな保険事情をご紹介します。

    我が家の保険の全体像

    では実際に、我が家で加入している保険の内容を一覧にしてみます。


    ■ 加入している保険の内容(2025年5月時点)

    保険の種類内容金額
    自分の生命保険掛け捨て・定期(死亡保障4,000万円)月額 3,100円
    妻の生命保険掛け捨て・定期(死亡保障500万円)月額 700円
    火災保険賃貸向け(最低限の補償)月額 約300円
    自動車保険(普通車)車両保険あり(車両限定)年額 約31,000円
    自動車保険(軽自動車)車両保険なし年額 約21,000円

    これらを合計すると、月あたりではおおよそ4,000円弱+自動車保険年額分となります。

    支出としては大きくありませんが、
    「本当に必要な補償だけを残して、他は“貯蓄でカバーする”」というスタンスで設計しています。

    こうやって決めました(方針と背景)

    僕が好きな格言があります。

    「保険は不幸の宝くじ」

    保険は、“当たってほしくないこと”に備えるもの。
    だからこそ、我が家では**「必要最低限でいい」**という考えをベースにしています。

    妻ががんを患ったとき、実際にかかった医療費は、
    入院・手術・治療すべて含めて50万円以下でした。

    その理由のひとつが、公的な制度の手厚さです。

    • 高額療養費制度
       → ひと月あたりの医療費の自己負担に上限があり、それを超えた分は戻ってくる制度
    • 医療費控除
       → 年間で支払った医療費が一定額を超えると、確定申告で税金が軽減される制度

    この2つが組み合わさることで、想像よりずっと家計への負担は少なく済みました


    ■ 我が家の“保険ではなく備える”方法

    • 生活防衛資金として500万円を現金で確保
    • 学資保険には加入せず、児童手当をそのまま貯蓄
    • 自動車保険も必要最小限。軽自動車には車両保険をつけていません

    保険は「安心」を買うものですが、
    安心のために毎月の自由を削るのは本末転倒。

    我が家では、家計の“筋肉”を鍛えることでリスクに備える
    そんなスタイルを選んでいます。

    入っていない保険とその理由

    保険というと、「医療保険」「がん保険」「学資保険」「終身保険」など、いろいろな商品がありますよね。
    でも我が家は、それらほとんどに加入していません

    その理由は、
    「保険は万が一に備えるもの。貯蓄とは分けて考える」というシンプルな軸があるからです。

    この考え方は、
    『いらない保険』や『お金の大学』といった書籍の中でも繰り返し語られていて、
    特に「医療費は国の制度である程度カバーされる」「貯蓄があれば保険に頼らなくていい」という考えに共感しました。


    ❌ 入っていない保険の具体例とその理由

    • 医療保険・がん保険
       → 高額療養費制度+生活防衛資金で備える。実際、妻ががん治療を受けたときも家計は崩れなかった。
    • 学資保険
       → 毎月の児童手当を貯め、家計でコントロール。
        強制貯蓄ではなく、自分で管理したほうが自由度が高い。
    • 終身保険や貯蓄型保険
       → 貯蓄と保障が中途半端。高い手数料を払いながら、何に投資してるか分からない。自分で選んだ安い手数料の投資信託の方が良い。
    • 軽自動車の車両保険
       → 車の価値と修理費を考慮し、「必要なし」と判断。
        高額な車に乗らないことで保険料も抑えられる。

    必要な保障は最低限持ちつつ、
    それ以外は「保険でカバーしない=自由に使えるお金が増える」という発想で家計を組んでいます。

    まとめ

    保険って、本当に難しいテーマですよね。
    「入りすぎてもムダ、でも足りなければ不安」というのは、誰しも感じるところだと思います。

    我が家では、

    • 必要最低限の保障(掛け捨て定期保険)
    • 賃貸+車に合わせた火災・自動車保険
    • あとは貯蓄と制度を活用して備える
      というシンプルな形に落ち着いています。

    もちろん、これが正解というわけではありません。
    でも、「我が家にはどんな備えが必要か?」を一度真剣に考えてみることが、保険選びの第一歩だと思います。

    読んでくださったあなたの家庭にとっても、
    この記事がそのきっかけになれば嬉しいです。